６月も半ばに入りすっかり暑くなってきた今日この頃、読者諸君にはくれぐれもご自愛いただきたい。梅雨時とは思えないほどのピーカン照りに汗と涙を流しながら、今日は浪速区元町二丁目にやって来た。そんな私に追い討ちをかけるかのごとく、眼前には階段が立ちはだかっている。外の天気とは相反するアンダーグラウンド感溢れる階段であるが、このまま４階まで一気に駆け上がる。

ワンフロア一戸の優越感

ほう、ここが今日のターゲットか。あたりを見回してみても４階に部屋はここしかない。最上階を独占してやがる。生意気な野郎だ。

まぁいい、そんなことよりまずは汗を流そう。

３点ユニットバス

ほう、３点ユニットか。好き嫌いの分かれるところだが、個人的には嫌いではない。考えてもみろ、水回りが全て同じ空間にあることによって得られるメリットを。いいか？一度しか言わないからよく聞くんだぞ。

①掃除がラク　②掃除がラク　③掃除がラク

水をジャバジャバ使うことを前提に設計されているのだから、下の階への水漏れの心配はご無用だ。気になる汚れ目掛けて熱いシャワーをぶっ放せば頑固な汚れも即ノックアウトだ。

デメリットとしてはトイレットペーパーもノックアウトしてしまうことぐらいだが、これに関しては「気をつけましょう」としか言いようがない。

床はフローリング風のクッションフロアが敷かれており、転んでもある程度は大丈夫なセーフティー仕様だ。この部屋のウィークポイントを挙げるとすれば、エアコン・照明・ガスコンロがないということだ。左手の壁面からニョッキリ出ているのはおそらくエアコンの形跡だろう。照明に関しては、写真奥側で光っているアレと、写真右手の収納前で光るダウンライト２灯だけで、メインとなる照明がないので、導入の検討が必要だろう。

大容量収納

そんなウィークポイントを凌駕してくれるのは、何を隠そうこの収納力。ここをどのように使うかはあなたの自由だが、この２段目で寝るというドラえもんスタイルはオススメしない。板が割れたら大怪我のもとだ。いかんせん築３２年、木も歳を取るのは言うまでもない。

リビングだけで１５帖もあるのに、さらに部屋が設けられているようだ。

カーテンがビニール製だが、ラッキーなことに、ここにはエアコンが装備されている。この夏はここで１日の大半を過ごすことになりそうだ。

家の近所に神社があるなんて、それだけでご利益がありそうだ。参拝しておこう。

ここはかの有名な「難波神社」で、なんばエリアの観光名所のひとつ。この獅子の大きな口が、邪気を吸い込んでくれるのだとか。

おさらい

そんな獅子殿様のご利益をビシビシ感じられそうな４８㎡の１ＬＤＫが浪速区元町二丁目から登場だ。最寄り駅は四ツ橋線「なんば」駅まで徒歩５分の距離で、御堂筋線や南海線、「ＪＲ難波」駅までも徒歩圏内だ。目の前の難波八坂神社までは徒歩１５秒のゴッドリッチ。

気になる条件は礼金２０万、賃料は共益費込で６.５万のご加護付きだ。

お問い合わせは渋井不動産まで。
（物件番号：４４４４２）