都島のフルリノベーション戸建、10万ちょい。

細めからスタート

ここは都島区高倉町。都島駅から少し離れた、昔ながらの住宅が立ち並ぶエリア。

まずは写真正面の白い戸建をご覧いただきたい。

やや細い。白くて細い。そして両隣にチラリと写っている家と比較すると、塗装の具合と玄関のデザインが真新しい。元々は昭和２７年築の古くて細い戸建だったのだが、２ヶ月前に全面リノベーションが終了、このひとつだけ際立って清潔感がある。

ちなみに昭和２７年というと、あの「鉄腕アトム」が連載開始した年、アストロボーイ元年である。

そんな経緯があり、室内は新築同然。

ピカピカ具合もアトムのお尻と同じで、昭和の名残は一切感じられない。外から見たとおりの横幅で、奥行きがある造りになっている。食パンマンと同じ構造だ。

１階の奥にはウォークスルークローゼットがある。

しかし、どうしてもこの見事なアーチを見ていただきたかったため、パイプハンガーの８割が映っていないという由々しき事態に。脳内でそのまま延長していただければ、概ねそのとおりになる。

ネイビーのアーチの向こうは６帖の洋室。

特に何も言うことは無いので、窓に置いてある草でも見つめておいてほしい。

一番年季がモロに出るのがこれから紹介する水回り。しかし、安心してほしいのは、これら全て新しいものをインストール済みであるということ。「キレイで良い」以外言うことがないので、今回は一番気になるであろうバスルームのみ掲載する。

ちゃんと浴室乾燥機と追い焚き付きだ。

続いてこちらは２階。

写真手前に食器棚があり、部屋の隅にはガス３口のシステムキッチンという並び。そして窓の外もパッと見で普通ではない雰囲気がある。

ウッドデッキバルコニーだった。

奇しくも洗濯機置場は１階にあり洗濯物はここまで運んでこなくてはならないが、屋根付きなので雨風問わずのオールデイ＆オールナイト干しが可能。

そしてバルコニーを背に、写真正面へと進む。

するとさらに上階へと続く階段があった。そう、ロフト付きなのだ。

冒頭に述べたとおり、この物件はまぁまぁ細いので、家具の配置もしっかり計算しないといけない。となると必然的に置けるものというのは限られてくるが、その物足りなさを上空のロフトでカバーしているということなのだろう。知らんけど。

こちらがロフト。

空間の端にこじんまりテーブルが備え付けられてる。リビングからちょっと離れて作業したいときは、あのテーブルが活躍するはずだ。

昭和のチクフル物件がリノベーションにより生まれ変わった、都島区の細めの戸建。

１ＬＤＫで６１㎡と広さは十分に確保され、内装は新築物件とほぼ同じ。そんな戸建に賃料込１０万ちょいで住める。正真正銘の新築戸建であれば４〜５万は上乗せされるだろうが、それだとやはりちょっと高い。

ただ、あなたが求めるのが「新築のような内装」ということであれば、その賃料は相場よりも下回らせることができるかもしれない。そう、この戸建のように。

お問い合わせは、渋井不動産まで。