阿倍野区のガレージ付き2LDK、込11万円。

「新元号は安倍総理の『安』という文字が使われるのでは。」という予想もささやかれているが、「安倍（総理）の『安（あ）』が使われるのなら、どんな元号なのだろう」とよく考えている。あべの「あ」、あべの「あ」、とブツブツ呟きながらやってきたのは大阪市阿倍野区天王寺町北。

阿倍野区と言えば日本一の高層ビル「あべのハルカス」が有名ではあるが、この阿倍野区は古くからの史跡や名所が数多く残っていることでも知られている。

その先祖のご加護かわからないが、この阿倍野区天王寺町北というエリアは「大阪市立高松小学校」という校区に区分され、まぁまぁ評判の良い小学校なのだとか。

高松小学校のお子様はそのまま「文の里中学校」に進学する人が多い。

この文の里中学校も、「えっ、文中（ふみちゅう）に通ってるの？いいですね〜」と言われるほどには評判の良い中学校らしいので、ここでお子様をスクスクと育てていくことも選択肢のひとつとしてアリかも。

実際にどのような評判なのかは、校長室をノックして確かめてほしい。

さて、それではまずはリビングを見てみる。

先程の廊下部分もそうだが、この部屋は平成２７年に大規模改修を行った経過がある。それから３年経っているのに、床や壁の全てが真新しくキレイ。１０分前に工事が終わったのかと思うほどだ。

大振りなシステムキッチンは白を選択するナイスセンスで、リビング空間のまとまりは非常に良い印象。

ワイドシステムキッチン

そのキッチンにもう少しズームイン。

ガスの３口に幅のある調理スペース。お受験で忙しいお子様のために、愛情のこもった料理をバンバン作ってあげることができる。

リビング隣には６帖の和室。

こちらも琉球畳を使用した品のある室内に仕上がっている。

ちなみに、琉球畳と書いたが厳密に言うと「琉球畳風」である。本当の琉球畳というのは「七島（しっとう）イ」と呼ばれる植物を使用しており、手作業での加工のため、一人で１日２帖作ることが限界なのだとか。ロキソニンの投与限度と同じ。

なので流通に限界があり、琉球畳風のものを使うのが一般的なのだ。

そんな和室をハイサイハイサイ言いながら横切るとサンルームがある。

この部屋はバルコニーが無い代わりに、このサンルームでビギンを聞きながら洗濯物を干すことができる。ここ最近の花粉の猛威を鑑みると、室内で気軽に干せたほうが良いのかもしれない。

そしてもう一部屋洋室があり、こちらは９帖の広さ。

部屋の形が少しいびつではあるが、その形状を利用して角面に窓を設置。こうすることで通常よりも採光量を増やすことに成功しているのだ。もう最高。

窓の横には平成の大和尚が使ったと見られる筆が。

「今年を象徴する漢字は？」のときに書く用。野生のシルバーバックの毛を使用しており、１本７２万円はくだらない代物。

筆ではなく「カーテンを留めるアレじゃないか」という説もある。

※シルバーバック：長生きし、背中の毛が白くなったゴリラ。

そして独立洗面台もご覧の代物。

お風呂もしっかりと清潔感のある一品が搭載。

ちゃんと追い焚き機能もあるので、ボタンひとつで温度はいつでもポカホンタス。

さて、いよいよ最後。

この物件は２ＬＤＫの間取りなのだが、実はもう一部屋存在する。

それがどんな部屋かと言うと

この専用のガレージ。実はこの部屋、マンションの１階の部屋に位置し、専用ガレージも利用することが可能なのだ。

内覧時に厳密にサイズを測る必要があるが、車も駐車可能なほど広いガレージが付いてくる。もし、車を２台駐車したい場合は、この家の目の前が月極駐車場なので、ココと目の前に可能だ。

※月極駐車場が空いているかどうか、全くの不明です。

阿倍野区からお届けする２ＬＤＫとガレージ付きの部屋。

室内の設備はほぼ新品で頼りがいがあり、広さも文句なし。そんな部屋が込１１万円で入居者を待っている。駐車代も込でと考えれば、この部屋の賃料がどれだけお得なのかは言うまでもない。

お問い合わせは、渋井不動産まで。