久しぶりの卵井不動産の登場なので簡単に説明すると、「広くて安いけど、こんなところに住む人いるの？」という目線である。新町が住みやすいという点を踏まえて。

新たなステージ、「6階」

その序章となるのがこの階段。

エレベーターの無いビルヂング物件なので、毎日階段を上り降りしなくてはならない。ただ３階・４階くらいであればこれまで数々紹介してきたし、渋井のブログをご覧のみなさんも耐性はできているはずだ。しかし、今回は６階。

もう一度言う、階段で６階なのだ。

この４階あたりで疲れ始めるのに「まだ２フロアも」という現実。友達を呼んでも２回目以降は敬遠されるだろうし、郵便局から「配達エリア外」認定されても文句は言えない。

左右に分かれた、普通の玄関とは異なる扉があらわれたのだ。

この阪神カラーのテープなんて、普通工事現場とかに貼られているものだろう。

屋上に住む

扉の先は屋上、なのだが、本当に自宅らしき部屋があった。

屋上ペントハウス物件のおでましだ。奥の赤いマンションは「サンクタスタワーミラノグランデ」、その左手の見切れているのは「ライオンズマンション大阪スカイタワー」、それらの豪華なマンションを背景にしても禍々しさを放つこの部屋。

悪く言うと、何かしらの犯人が住んでいそうである。

室内はクセ無し

存在はかなり怪しいが、室内の雰囲気は全くもってクセがなく住みやすそう。玄関入れば即ＬＤＫで、広さは８帖。

天井から吊り下がっている照明は思っている以上に低く、高さ１６０センチの地点でホバリングしているので日常生活で注意が必要。対策の一例を記載しておく。
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正面に見えるのはミニキッチンで、ＩＨ１口のものがプレゼントされる予定。

もちろんウォシュレットなどのハイテク機能は備わっていない。

この家唯一のエアコンが備わっており、コレに関しては割と新し目だ。

それは「お風呂」。

ではこれから入浴タイムということで、魅力あふれるお風呂をご覧いただこう。

入浴への道のり

まず玄関を出ます。

そして玄関横のペントハウス２の扉を開ける。

外に位置するという、広義の露天風呂になっているのだ。家への誘い文句は、これで決まり。

この屋上は基本的に入居者のみしか立ち入らないので、ここで生まれたままの姿になり、一旦踊ってお風呂へと向かうというのも一つの手。

悪手かもしれないが。

ここは屋上なので、下階でまかないきれなかった室外機が集結しており、常に一定の風が流れているので速乾が期待される。気持ちのいい風かどうかはノーコメント。

ＳＯＨＯ利用も可で、どこよりも異質な事務所をお探ししている人も検討していただける。そしてペットの飼育も可。洗濯機置場を１箇所取り外して、犬小屋・猫小屋を建てて一緒に暮らすことができる。

部屋探しの条件が「物件の存在価値」という、マニアックな人へ捧ぐ雑居ビルペントハウス。「誰が住むんだ」という目線で紹介しておきながら、渋井が一番テンション上がっているのは言うまでもない。

お問い合わせは、渋井不動産まで。