ビルに住む in 北堀江

部屋を探す選択肢として「ビル」を選ぶポイントはいくつかある。

「こんなところに住めるの！？」という見た目の雑居ビルの中に住める部屋があれば、その存在事態が隠れ家的でおもしろい。そしてビルと言えばバルコニーが無いのが一般的だが、そのかわり屋上が使えたりする。そして渋井の統計上、ほとんどが階段での上り下りになるためだろうか、賃料も比較的リーズナブルだったりする。

そんなこんなで何か良いビルヂングはないものかとゴソゴソしてみたところ、あった。それも北堀江一丁目に。しかし、先に言っておくと今回のビルヂング、金額だけ見るとリーズナブルかと言われればそうではない。詳細は後ほど。

これがビルに住むという楽しみ（悲しみ）のひとつ。外出時には一旦裸足で玄関を出て、ここで靴を履いて出発するなんて、マンションでは考えられないのではないだろうか。

１階のエントランスにオートロックはあるが、作動するのが夜間のみ。日中は開いているので、このシューズボックスにお気に入りの靴を入れておくのは控えたほうがいいかもしれない。

階段を登ってきたばかりなので、上へ行くのは後回し。まずは３階を見ていこう。

比較的新し目の良いやつで、雑貨はプレゼント・フォー・ユーだ。

良いキッチン

ビルヂングらしからぬ頼りになるキッチン。

ガスの３口で調理スペースもほどほどに広いので、ビルに住みたい料理好きの方にはピッタリだ。

蛇口が歯医者の治療イスに備わっているやつみたいで、見ているだけで奥歯が痛む。

薄めのライトブルーがチャーミングだが、ガリガリ君を連想してしまい見ているだけで奥歯が痛む。

冒頭にも述べた通り「ビル＝隠れ家」的なイメージがあるので、ビルにｌｉｖｅできる部屋は日当たりが悪そうと思う方も多いのでは。この部屋は南北、そして西向きに窓があるので部屋の明るさはお墨付き。

果たして本当に倉庫なのか。もしかしたらあの扉の向こうに上階へ続く階段が隠れており、玄関サイドと洋室サイドの両方から上へ行けるようになっているのでは。

部屋探しを終わらせるスペシャリスト、渋井不動産の目が光る。

上へ

それでは気を取り直して、玄関サイドから上へと向かう。

このラックに、外に置けない大切な靴を並べておくのが良いかもしれない。

この６帖の洋室と、

そしてここも３階と同じでバルコニーに倉庫がある。

と、思ったが何か貼ってある。

どこで手に入れたんだと思い調べたら、お笑い芸人野性爆弾くっきーのイベントで貰える特典だった。しかも前売りでの特典なので、前の住人は相当なクッキーのファンだったに違いない。

まだまだ続きます

そしてなんと、さらに上の階がある。

実は今回の物件、３〜５階までの一括貸しビルヂングなのだ。住居で３フロアセット借りられるなんてほとんど見ることは無い。だがそれが北堀江にあったのだから驚きだ。

このビルの謎がまたひとつ明らかになったところで、最上階へと向かう。

さっきは予想を外したが、この明らかに「屋上出れます扉」の先には、広大な空間が広がっているはずだ。

部屋探しを終わらせるスペシャリスト、渋井不動産の第六感が冴える。

専有屋上付き

やはり。我々の勘に間違いは無かった。

そして一般的には屋上は共用部分ではあるが、ここは違う。思い出して欲しい、３階からは室内に階段があったことを。

そう、この屋上は「ここに住んでいる人」専有の屋上なのだ。１・２階の店舗の人は完全にシャットアウトされた、ビルにｌｉｖｅしている自分だけの場所。

SOHO利用可

この屋上で何ができるか、想像を膨らませてほしい。テーブルと椅子を置いてくつろげるスペースにしたり、植物を育てる空間にしたりと、色々なイメージが湧いたのではないだろうか。

「この青空の下でお客様と打ち合わせとかできたら最高」と思った方、実は今回の部屋はＳＯＨＯ利用も可。

北堀江一丁目に事務所兼住居を構える、その夢が叶うときが来たのだ。

寝泊まり、仕事、くつろぎ、全てがここで完結するビルの登場だ。

お問い合わせは、渋井不動産まで。