壁紙は譲れない中之島2LDK、73㎡で込12.5万円。

花粉症でお困りのみなさんこんにちは、渋井不動産だ。

「今年の花粉はスゴい」と毎年のように騒がれているが、どうやら今年のは本物らしい。今まで無かったのに、今年になってから花粉症を発症したという人が周りにチラホラいる。今まで培ってきた抵抗力を軽々乗り越えてくるのだから、相当な花粉量なのだろう。

効果的な対策としてはマスクをしっかり装着するぐらいしかなく、今年も鼻水と戦う人が多く出そうだ。

しかし、そんなつらい症状も吹き飛ばしてくれそうな部屋があると聞き、北区中之島にあるマンショやってきた。

築年数はボチボチ経過しているが、共用部の管理が行き渡っているのと、この中之島エリアがもたらす品の良い雰囲気のおかげで非常に居心地がいい。しかも、今いる場所はマンション最上階の１４階。キレイで居心地が良くて最上階、これだけで花粉のつらい症状が緩和されそうだ。

それではお待ちかね、室内へと足を運ぶ。

これは

なんと

茂る内装

鼻がムズムズしてきた。今まで花粉症じゃなかった人も、ここで発症しそう。

壁一面に貼られた葉っぱのクロス。上品なおばあちゃんが今にも「おかえり」と言ってきそうな、優しいガーデニングライクな部屋。

ちょっと騒々しい玄関ではあるが、リビングはどうだろうか。

リビングはとても落ち着いており、広さもなんと２１帖とかなり広い。

フローリングの状態も非常に良好であり、玄関同様このリビングの壁もどうやらこだわっているらしい。

エコカラットのレンガ調タイルが敷き詰められていた。

湿度が高い時は湿気を吸収し、乾燥している時は湿気を放出。エコカラットプラスはすぐれた調湿性能で快適な湿度を保ってくれ、その効果は珪藻土の約６倍、調湿壁紙の２５倍以上もあるのだとか。

ただのデザインではなく、住む人の心地よさまで考えられていた。玄関もそうしてほしかった。

そしてリビングと扉を隔てた場所にキッチン。

収納力が自慢のガスの２口で、レトロっぽさは残っているもののまだまだ現役。

水回りを覗いてみると、洗濯機置場がピンクを基調としたサクラのような柄。

しかもよく見ると洗濯機置場は頭上のロールカーテンで隠せるようになっており、その色もサクラピンク。ピンクにピンクを重ねるなんて林家ペー・パー夫妻の仕業としか考えられないが、もしかして前入居者はあの二人だったのか。

風呂の壁も地獄の瘴気のような柄ではあるが、比較的普通。

トイレが一番何も無かった。

葉っぱの柄とかにしがちなこのトイレが、一番クロスで遊べるこのトイレがまさかのノータッチ。人のこだわりというのは、どこに重点を置いているのかわからないものだ。

最後にクセのない洋室、広さは５.５帖。

ここの床はカーペットでフカフカ、枕さえあればもう事足りる。

バルコニーからはご覧のリバービュー。

そして左手に見える朝日放送、その先には福島の賑わった飲食店街だ。京阪中之島駅まで徒歩１分で通え、たまに福島区でご飯を食べる。そんな公私ともにアクセス良好なこの部屋が、なんと７３㎡の２ＬＤＫで込１２.５万円だ。

確かに壁のクロスは少し印象的だが、そのぶん広さと立地がバツグンに良く、タワーマンションばかりが立ち並ぶこの中之島で、このサイズのチクフルファミリー物件はかなり希少だ。

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