吹田のシェアハウス
吹田に気合いの入ったシェアハウスがあるらしい
そんな情報を聞きつけてやってきたのは、『山田駅』です。阪急千里線や大阪モノレールが通る駅で、堺筋線と相互乗り入れしたり、大阪梅田や伊丹空港まで直通だったり、何かと便利な駅でございます。
では本題の、「シェアハウス」ってどんなイメージでしょうか。個人的には、”プライバシーと引き換えにお手頃な賃料で住める”という印象だったのですが、今回はそんなイメージを根底から覆す大型シェアハウスを見てきました。
patona GLOBAL VILLAGE Tukumodai
『山田駅』より徒歩5分。そのシェアハウスは、パナソニック ホームズが運営する「patonaグローバルビレッジ津雲台」の一角にあります。
グローバルビレッジ津雲台とは、もとは大阪大学の合同宿舎だった広大な敷地で、留学生や日本人学生を受け入れる大阪大学の学生寮・職員寮「大阪大学グローバルビレッジ津雲台」と、飲食店やコンビニ、クリニック、デイホームなどが併設された「patonaグローバルビレッジ津雲台」で構成された大型施設。
「地域交流」と「人材の育成」をコンセプトに、世代やバックグラウンドを越えた交流を育むとのことですが、パナ×阪大という時点で、その説得力を加速させているのは間違いないでしょう。
敷地内の「ハレとケ」は、たまに並ぶこともある評判のレストラン。素材にこだわった繊細な料理たちは、味も見た目も抜群です。
Lights Apartment.
ご紹介するのは、全85戸から成るシェアレジデンス「Lights Apartment.」。
三角屋根のテラスハウスを想像をしていた私は、この時点で想像を大幅に越えてこられました。そらこの規模感ならレジデンスの1つや2つ付けますわな、と納得のスケールです。
2020年10月開業なので、バリバリの築浅です。室内の設備や内装もまだまだ真新しく、清掃もひろく行き届いています。
賃貸フロアは2階〜6階で、各フロアにはリビングやキッチンといったシェアスペースを配置。4階の女性専用フロアでは、パナソニック製の美容家電も貸出していました。
5階と6階は、メゾネットタイプになった吹き抜けのシェアリビング。上階にはデスクやライブラリーを配置し、明るく開放的なスタディスペースになっていました。もちろん、住戸・シェアスペースともにWi-Fiも完備で、ネット使用料は不要。
2階のシェアリビングには、2台のシステムキッチンと、大きなカウンターテーブルを配置。まるでホテルラウンジのような雰囲気ですね。
引き出しには部屋番号が書かれたBOXがあり、各自のキッチン用品を収納。冷蔵庫や冷凍庫の中にも、部屋番号を書いた調味料などが入っていました。食器・グラス・調理器具は、自由に使える共有のものが用意されています。
そして、キッチンラックには、BALMUDA製のオーブントースターやSTAUBの鍋など、料理が楽しくなるアイテムも充実。ひとり暮らしではなかなか手が出せない調理アイテムも、ここに住めば使える権利を手にできるのです。
朝のスタートに、リモートワークの合間には、エスプレッソマシンで淹れたコーヒーでほっと一息どうぞ。
そして、なんといっても2階には、このテラススペースがございます。
火気は厳禁ですが、24時間使用可能。あたたかな日光の下でお茶や読書をしたり、星空を見上げながらゆったり晩酌をしたり、ここでしか過ごせない時間をお楽しみいただけます。
プライベートルーム
では、肝心のお部屋をご紹介しましょう。広さは全室共通で、14.58㎡のワンルーム。
全てのお部屋にトイレ・シャワールームが完備されているのが最大の特徴で、お部屋時間も快適に過ごせます。男女共有フロアの入居率が高いのも、こういったプライバシーが確保されているからなのでしょう。
月々の料金は、賃料(57,000円〜)＋共益費(18,000円)。共益費の中には、電気代・ガス代・水道代も含まれます。先述の通り、ネットも無料です。
「市内でワンルームを借りるのと同じくらいかかるな」とお思いかもしれませんが、家具家電が揃っており、リビングなどの共用部は定期清掃サービス(週5回)もあり。
“身ひとつで入居できるフットワークの軽さ“と、”光熱費などの煩わしさが無い“というメリット、”水回りは個室に完備されている“という住みやすさが揃ったシェアレジデンスなのです。
収納は、入口にオープンクローゼットを確保。それでも足りない場合は、トランクルーム(有料)もご用意しております。
2人入居や家具付きプランなども、柔軟にご相談ください。
ランドリールームは各階にアリ。ドラム式洗濯乾燥機×3台を配置し、館内で計15台を設置しています。
気になる住民層は、20代後半の社会人がコア層。在宅ワークの方も多いそうで、ライブラリースペースや屋外テラスなど、お好きな場所でのびのびとお仕事をされているようです。
その他、ワーホリなどで滞在されている方や、40〜50代の方も。国籍や年代を越えて、さまざまな方との交流がはかれ、patona GLOBAL VILLAGE Tukumodaiのコンセプトに沿ったレジデンスになっています。
吹田で見てきた『Lights Apartment.』は、“新しい暮らしのカタチ”を提案するシェアハウスでした。
シェアハウスに興味があった方や、お求めのライフスタイルにぴったりハマりそうな方、多くの方にとって「こんな暮らしもアリやな」という選択肢が増えたら幸いです。
以上、渋井不動産でした。
