大阪市内でも雪がチラついた今日、スノーモービルでやって来たのは北区天満。飲み屋街で有名な天満エリアの喧騒から少しエスケープできる素敵なマンション。

消火器でさえスタイリッシュな差し色に感じるこの共用部は、手持ちのかしわ天でさえも高級な一品へと昇華してくれる。

玄関を抜けると２帖のコンクリート土間スペースと出会う。アバンギャルドなデザインの手すりは地下へと降りる階段。

これからご紹介する間取りは１Ｆと地下１Ｆのダウンメゾネットタイプという希少価値抜群の間取り。「カイジ」の世界とは真逆の、華やかな地下ライフをスタートできる。

ほら、照明がカベにバウンスし、ムーディな雰囲気を出しているではないか。

壁からニョッキした階段を降り、地階に進む。

空間全体が白で統一されており、壁はもちろん塗装仕上げ、床は磁器タイルを張り巡らせた高級感溢れる仕様。「いかに生活感を出さないか」が、この部屋に住む大きなポイントだ。ある種のサイボーグ感が求められる。

反対側からビュー。

現在はちらほら家具が置かれているが、入居時には全て撤去する。あくまで入居時のイメージを掴むためのものだ。

ご覧のようにシングルベッドなら収まりが良いが、ダブルだと甘ハミしてしまい、不格好になってしまうかも。

＊甘ハミ：甘めにはみ出たさま。皮下脂肪などによく用いられる。

ベッド背後にある掃き出し窓を開けると、シャワールームが登場。そう、このマンションのデザイナーが生活感を極力排除しようとした結果「シャワー、外かな。」となり、このような「試される風呂場」が生まれたのだ。

冬場はかなり厳しい戦いになると思うので、入浴前には強い気持ちを作ることが必要だ。

ＵＳＯ。大ＵＳＯ。

ちゃんと部屋の中にもシャワールームがあるので、これで凍えずに済む。さっきのシャワースペースには植物を置いて、ショーシャンクの如く水をあげるのが良いだろう。

そしてベッドの空間とは少し離れた４帖ほどのスペース。ここはクローゼットとして使うのがベストのような気がするが、どうやら違うようだ。

写真のような家具を配置するのはナンセンス。この地下という絶好のポジショニングを生かして音楽の製作ブースにしてもよし、フォトスタジオやプライベートダンススタジオにしてもよし。

SOHO可という条件も合わさって、この物件のポテンシャルは無限に広がるのである。

小ぶりながら置かれたキッチンはガスの２口。そして充実した台下の収納。

デザインが効きながらも、しっかりとした設備から見て取れるように「住み心地も◎」。

冒頭で紹介した共用部からエントリーできる玄関とは別に、路上に面している玄関扉も備えている。

正面の小ぶりなスペースは駐車場登録も可能なのだ（別途契約）。車を玄関前にステイさせたドアｔｏドアなスタイリッシュ天満ライフ。

先述の通りＳＯＨＯ利用も可なので、オシャレなサロンやオフィス、スタジオを開きたい人にも強くオススメしたい。希少価値抜群の４２㎡は込１０.９万円、天満橋駅まで徒歩６分というグッドリッチ。

いかがだろうか。あなたの諦めていた条件にフィットする物件が見つかってしまったではないか。

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以上。

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