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部屋探しにピンときてない皆様、ごきげんよう。

本日ご紹介させていただく物件は、靭公園のお膝元「京町堀」からお届けする。

この写真を見て察していただけると思うが、チクフル物件。そして階段ビルヂングである。

そんなチクフル階段ビルヂングを渋井不動産が紹介するということは、その内装に期待していただいても結構だ。

このレトロ色の扉の向こうにどんな部屋が待っているのか。

なんだ…!?

この、渋井不動産のオフィスのように渋カッコ良くリノベーションされた室内は?!

ドアを開ける直前までの期待値を120%でクリアされた気分である。

無慈悲にもぶち抜かれたこの天井を見てほしい。

本来この建物が持つ限界の高さまで引き上げられた天井は、その処理の丁寧さにも脱帽である。本来天井裏など誰の目にも触れない場所なため、いざ天井をぶち抜いてもソコは戦々恐々とした空間が顔を出すことが多い。

しかしこの物件はどうだろう。ムダに垂れている配線など無く、スタイリッシュな配管が空間を引き締めているではないか。

そしてこの壁を見てくれ。

弊社の物件確認用キャメラ【SONY α7 mk.2】のISO感度を最大限まで下げ、この質感を捉えてきた。

そう、この物件は全ての壁が「塗り仕上げ」なのである。

壁紙文化がまだまだ根強い現代日本の賃貸事情で、塗り仕上げの壁に出会えるのはかなりハイグレードなデザイナーズマンションか、この物件のようにオーナーさんが一切妥協しなかったデザインリノベーションぐらいではなかろうか。

では以上の二点を踏まえ、もう一度この部屋を見てほしい。

床は少しテカリがあり、壁はマットな質感。これは渋井不動産 店長曰く「いい空間の勝利の法則」とのこと。

そして前述したように惚れ惚れするほど丁寧に処理された天井が相まって、賃貸で探しても見つからない、みんなが望んだ理想の空間がココにある。

それではココで、筆者(私)を使って、空間の広さを説明しよう。

自称身長174cm(高校で測った頃は173cm)の私がだいたい1.5人分くらいだろうか。

174cm x 1.5 = 261cm

(おおよそ)天井高は2m61cm(くらい)である。

部屋の横幅は約うつ伏せの私が1.7人分くらいだ。

174cm x 1.7 = 295.8cm

部屋の横幅は(おおよそ)2m96cm(くらい)だろうか。

いや、正確には頭がキチンと柱にくっついてないのでもう少し広いかもしれない。もしかしたら筆者2人分あるかもしれない。

もしよければ内覧の時、寝転んで確認してほしい。

先ほどまでの空間から扉を一枚開くと、ステキな洗面台に出会った。 壁の端まで届くんじゃないかと思うくらい大きな鏡と、デザインの効いた洗面台が無機質な印象で◎。 鏡に写った扉を開けてみよう。

斜めに付いた便器が臨場感溢れるお手洗いは、壁と床で色を変えた二色のタイルが渋いだけでなく、ウォシュレットもキチンと装備している。

洗面スペースを抜けると、ダイニングスペースにたどり着く。

先程までの床材を剥いてコーティングした無機質な床とは印象を変え、木のヌクモリティ溢れるフローリングがステキな空間である。

キッチンは二口ガスコンロと

鋭利な角度が印象的な蛇口だけという、至ってシンプルな構成。

建物自体はチクフル階段ビルヂングだが、お風呂も含め、水回りもしっかりとリフォーム済み。

それでは最後に13帖の洋室を紹介して〆よう。

靭公園近くのチクフル階段ビルヂングでも、センスの良いリノベーションでまとめられた2DKは共益費込13万円。安くは無いが、こんな部屋を他で探しても絶対出てこないのでこの家賃を払う価値は十分だと思う。

ちなみにSOHO利用も可能だぞ。

「こんな部屋探してました‥。」

今すぐ受話器を持ってくれ。

ゼロロクのロクゴーサンゴー、ロクナナナナナナ。

ゼロロクのロクゴーサンゴー、ロクナナナナナナ。

おかけ間違いなく。

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