野田新橋筋商店街
本日やってきたのは『野田新橋筋商店街』。阪神線「野田」駅からJR線「野田」駅をつなぐ300メートル超えのロングな商店街だ。
めちゃくちゃ活気のある商店街とは言えないが、人と人との関わり合いが希薄になりつつある昨今において、ここでは昔ながらの人情味を感じられる気がする。スーパーに行くよりも、この商店街で消費活動をしてほしい、というのは私のエゴだろうか。
商店街に住もう
そう、本日紹介する物件は、ここ『野田新橋筋商店街』の角地にたたずむ鉄骨造3階建てビルヂング。
物件の所在は福島区吉野二丁目。大阪メトロ千日前線「野田阪神」「玉川」駅、JR環状線・阪神本線「野田」駅のいずれからも徒歩6分以内。計4駅3路線を利用できる恵まれたポジショニングからの登場だ。
鋭い方ならもうお気付きだろうが、この写真はリビングからのビュー。窓から顔をヒョッコリさせれば、行き交う買い物客と目が合う。
意外と若い
ザックリとしたポジショニングを掴んでいただいたところで、まずは玄関口からご覧いただこう。
当物件は平成19年築の弱冠13歳。そう、意外と若い。その割にエレベーターはない。とはいえ、紹介の一室は2階。この程度じゃ足腰の鍛錬にもならない。しかも、ワンフロア一戸というストレスフリーも魅力的。ちなみに一階部分には歯医者さんが入っているので、ある日突然、急な親知らずの痛みに襲われてもすぐに駆け込むことができる。
12帖LDK
LDKは約12帖。
床は派手に転んでも致命傷を免れるクッションフロア。少しばかりクセのある形状をしているので、家具のレイアウトには少々頭を悩ませるかもしれない。しかし、エアコンが標準装備されているのは間違いなく嬉しいポイントだ。
そして窓の向こうは冒頭でお見せした商店街ビュー。そのため、残念ながら直射日光が差し込むことはない。
薄黄色のキッチンはIHの3口に魚焼きグリル。本格派のパラパラ炒飯を作れるほどの火力はないだろうが、普通の家庭料理を作る分には何の不満もないキッチンだ。
また、商店街の中ということで、リビングは決して静かとは言えない。しかし、少しくらい賑やかで人の気配が感じられた方が良い、という寂しがり屋さんにとってはちょうど良いのかもしれない。
7帖洋室
そしてこちらが7帖の洋室。これまた一癖ある形状だ。洋室にはベンチのようなモノが備え付けられているが、人が座ることを前提として作られたのかどうかは不明。もちろん体重によるだろうが、一度座ってみて平気そうならベンチとして使うと良いだろう。
とにもかくにも、この洋室にはちょっとした段差があるので、つまづかないようにだけ気を付けてくれ。
方角としては東向き。午前中の日当たりに期待したいところだが、目の前に建物が建っているので、ビシビシの朝日が差し込む可能性は低めだろうか。
形状には少しばかりクセがあるが、形状を活かした唯一無二の空間づくりを楽しんでほしい。その分、愛着も湧くはずだ。商店街の中ということで決して静かな暮らしは期待できないが、設備も強くて広さも十分。そして魅力的なのはその賃料。
敷金5万円の礼金10万円、賃料は共益費込の月額7.8万円。カップルでの同棲はもちろん、広々とした贅沢な一人暮らしも夢じゃない。
お問い合わせは渋井不動産まで。
(物件番号:76970)