おお、なんてかっこいい眺望なんだ。

大阪の繁華街「アメ村」を南から北にかけて一望できるではないいか。様々なドラマが生まれるこの街の中心で、地上約５０メートルの高さに住む。

こんな絶景と共に暮らし、そこで仕事をする。素晴らしい。脳みそのクリエイティブな部分がビンビンに働きそうである。

そんな絶景が望めるバルコニーは広め。

しっかりと築年数に応じて侘び寂びが効いた空間である。決してピカピカではないが不潔な様子はない。布団を敷いてそのまま寝てしまいたい次第である。

じゃあ室内はどうなんだ。

斜めに迫り上がった梁が天井に突き刺さる室内。残念ながら写真右手のエアコンは使用不可だが、28㎡の広さをこんなエアコンで冷やしてしまうと、たちまち南極化してしまう。

だから付け替えました。

この広さにちょうどいい塩梅のエアコンが新しく備え付けられていた。

そして無垢材丸出しの柱をそのまま利用したロフトがいい櫓（やぐら）感を醸し出していて渋い。

櫓の中にはIHコンロが置かれたキッチンがステイ。

シンクを小さくしてでも調理スペースを広く取ったバランス感に困るキッチン。しかし火元はIH。料理をさせたいのかさせたくないのか分かりにくいぜ。

収納は廊下に集約されていた。

そこにかかるハシゴを使えば櫓の上（ロフト）にたどり着くわけである。

櫓の上はまさかのカーペットフロアだった。

奥行き２メートル、高さ・幅５０センチ。かなり極狭（めちゃせま）ではあるものの、しっかりとシーリングライトも付いている。カプセルホテルラヴァーに是非ともおすすめしたい睡眠空間。

住める、と表題で行っている通り、オールドスクールスタイルではあるもののしっかりとお風呂付き。

最後に物件のエントランスの写真でサヨナラしよう。

左手のエレベーターで14階まで上がればそこがアナタのオフィスである。

気になるお家賃は共益費込8.5万円。

28㎡の相場で見れば若干割高に感じられるかもしれないが、あの眺望と立地を考えればアリかもしれない。

お問い合わせは渋井不動産まで。