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日夜 様々な物件を探し、足を運び撮影する物件の中には皆様にご紹介すること無く「お蔵入り」するモノもあります。

お蔵入りする理由は多々有りますが、その一つの理由は「渋さを通り越してエグすぎたから。」

そう本日の内容は「卵井(エッグイ)不動産」でございます。

一度はエグすぎて蓋をしてしまった物件を、見返してみたら「あら、意外と面白いんじゃないかしら」と思い筆を執った次第でございます。

この晴れ渡った難波のエッグイ一等地「難波中」より極上の物件をお送りいたします。

浪速区役所がほど近い「難波中」に建つビルに入ってみましょう。

コチラがエントランス。

これでもかとばかりに階段に貼られた案内は「中国マッサージ店」のモノでしょう。本物件をざっくばらんに言えば「雑居ビル」。そんなカオスでエキゾチックなビルの最上階に、本日の一室は行きを潜めて待っているのです。

最上階に到着いたしました。

おわかりになりますでしょうか。

手前と奥、二カ所にドアが設置されていますね。なんとこの物件は希少な「デュアルアクセスルーム」なのです。

手前のドアなんか、本気でキックしたら開けれそうなほど貧弱です。もう、ココまででも「卵井(エッグイ)不動産」の素質は十分なのですが、まだまだ続きます。

さて玄関を抜けました。

喧嘩キックで空きそうな扉ではなく、少し重厚感のある奥の玄関をチョイスし、開けると思いのほか「Futooo!!!!」な部屋が待っていました。

面白くないくらい肩すかしを食らった気分ですが、仕方がないのでご紹介を続けます。

キッチンはじんわりと熱くなる「電熱線コンロ」でした。私が学生時代長く住んでいた部屋もこのタイプでしたが、スイッチを入れてから料理ができる温度になるまでにワンピースの単行本が一冊読めるほどでした。

浴室はただのユニットバスです。

部屋に入ってみると、入り口で感じた「卵井(エッグイ)オーラ」が全く感じられませんね。

しかしお待ちください。

コチラの間取り図を見て頂きましょう。

よーく見てください。

わかりますか?

そう。

そう、トイレがワンスモア。

しかもオールドスクールスタイル。

喧嘩キックで開きそうな扉のそばに鎮座しているその様子は神々しささえ有りました。

来客がトイレを使っている時でも、気にすること無くご自身も用を足せる。ユニットバスの難点を軽々とクリアする素敵なサプライズです。

お部屋の紹介に戻ります。 喧嘩キックで開きそうな扉の向こうには約7帖の空間が待っておりました。

収納も有ります。

さて、コチラの壁紙が少々剥がれてきてる様子は無視しまして、コチラの一角で少し変わった様子が有ります。

さて何でしょう。

座面の広いソファは無視していただいて結構です。

お分かりになりますか?

答えは、サッシが二重になっていることでした。

お分かりになりましたでしょうか。

二重サッシの特性は防音性が高いことでしょうか。

でもここで一つ思い浮かぶ疑問は、なぜココに二重サッシが採用されているのか?です。その答えは私にも分かりません。

答えを知るために、この窓を開けてみましょう。

高速道路でした。

開けた瞬間に轟音と共に走り去る車達。

(ものすごい速度で過ぎ行く車達を表現するために、ISO感度を下げてF値を上げてシャッター速度を1/3で撮影してみました。)

写真右手に見えるのは「ザ・なんばタワーレジデンス イン なんばパークス」でございます。

そう、この高速道路を幅跳びの要領で飛び越えれば、部屋から数秒でなんばパークスに到着いたします。

それではバルコニーに出てみましょう。

そこには、このビルに設置されている全てのエアコンの室外機が集まっていました。

そしておそらく3階の中国マッサージ店が使用しているであろうパラボラアンテナが設置されておりました。

その名も「明明衛星」。

「明明」は「ミンミン」でしょうか「ミョンミョン」でしょうか。

パラボラアンテナの横を抜けると、今にも朽ち果てそうなハシゴが有りました。

もちろん昇ります。

するとどうでしょう。

こんな素敵な景色が望めるではありませんか。

浪速市役所近くの立地で、こんな素敵なスペースが付いて5万円。

12帖のワンルームでユニットバス+和式のトイレが付いて5万円。

礼金15万円はやや高く感じますが、家賃は5万円。

うわぁ、エグイな。けどめちゃくちゃかっこいい部屋にできる素質は有るよね。

そんな部屋を提案させて頂く「卵井不動産」が久しぶりに登場いたしました。

お問い合わせはお気軽に。

それではまた次回!!

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  • 【卵井不動産】難波のビル最上階、5万円。
  • 中央区

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